こんにちは！オマツリジャパンの高橋です。
今週のバイヤー日記は私の担当です……が、バイヤーではなくSNS運用や広告の調整などマーケター的な役割が主なのでどうしたものかと困っております。
何かないかなと色々考えまして、今回は個人的なお気に入りの郷土玩具・縁起物4選・「君はどこを見てるの四天王」を紹介しようと思います。
「君はどこを見てるの四天王」は、今年のGWくらいにTwitter（現X）で投稿した内容です。集めたのは、私の好きな目がまんまるの縁起物たち。
当時はあまり深くは紹介していませんでしたので、今回はその子達のことを詳しくお伝えしていきたいと思います！
まずご紹介するのはざるかぶり犬張り子。恥ずかしながらお取り扱いを始めるまでこの子の名前を存じ上げておりませんでした。JR東日本のポスターや切手などのモチーフに用いられていて見たことはあったのですが……。
この子は江戸は浅草の縁起物で、子どもや家族の健康への願掛けがされています。どんな願掛けかといいますと、「『竹』でできたザルを『犬』がかぶっている」ことから「『笑』」という漢字を表しているんです。さすが江戸っ子、シャレが効いています。
ほかにも様々な願いが込められている、ざるかぶり犬張り子。詳しくはこちらをご覧ください。
福獅子はこの、ちょこんとしたサイズ感がたまらないですよね〜。人気の高い郷土玩具・縁起物で、オマツリジャパンのお店では入荷した瞬間に売り切れてしまう商品です。
かつて大分県で親しまれていた豊後福獅子をモチーフにしており、除厄や豊作祈願の祈りが込められています。
製作者の宮脇さんの手で一つひとつ丁寧に形作られるため入荷は不定期。見逃さないよう、ぜひ「入荷案内を受け取る」にご登録ください！
3番目にご紹介するのは佐賀県の郷土玩具・縁起物「鳩笛（テテップウ）」。名前が特徴的なこの子は尾崎人形の一種で、赤・青・黄という信号機並みにシンプルなカラーリングが魅力です。
「牛に引かれて」は同名の仏教に関連した故事に由来して、制作された長野県の縁起物。故事通り、角に引掛かっってしまった布も、故事通り見事に再現されています。
この子の身体には仏教らしく、五色の幕が下げられています。お寺などでよくみる幕ですので、馴染みのある方も多いのではないでしょうか？ 白い布も相まって、おしゃれさんな子なのかなとか考えてしまいますね。そんな想像があるからこそ、まんまるなお目々の魅力が増してきます。
この子はきっと内気で素直は牛さで、頑張ってオシャレしよう白い布を引っ掛けてしまったんです……。
撫でてあげたいかわいさですね。
