【バイヤー日記】バイヤー中西がご紹介する軽部草履株式会社と時代にフィットした草履「K-Bros.」

みなさん、こんにちは!バイヤーの中西です。
今回は日本の祭りを足元から支える山形県の老舗草履会社の軽部草履株式会社とそこが製造している時代にフィットした草履「K-Bros.」をご紹介させていただきます!

手編み草履を製造・販売する山形県寒河江市の軽部草履株式会社。昭和初めごろの最盛期には200件以上あった草履業者は、そのほとんどがニット産業やスリッパ産業に転換しました。
現在、草履の全生産数量の95%以上を軽部草履株式会社が担っています。

草履の生産数は大幅に減少したものの、日本全国で開催される祭りや、日本の国技大相撲、伝統文化や伝統舞踊、テレビの時代劇への利用等、今後も草履は欠かせない存在です。

日本全国には草履を使用する祭りが数多くあります。その多くの祭りで軽部草履の製品が使用されております。
スニーカーや地下足袋では無い、草履を履いてこその日本の祭り。その歴史を守るため軽部草履は努力を続けています。

例えば、勇壮なねぶたが青森市内を練歩く「青森ねぶた祭」。国の重要無形民俗文化財に指定されたこの祭りに参加する「跳人」たちも軽部草履の製品を使用しています。
「ラッセラー・ラッセラー・ラッセラッセ・ラッセラー」の掛け声に合わせて跳び回る踊り手たちの足元にも是非ご注目下さい。

日本の草履文化を次世代に繋ぐため、草履編み職人さんを招いて講習会を開催し、技術を伝承するなど後継者育成にも力を入れる軽部草履株式会社。
伝統文化や芸能の場面だけでなく、日常の場面においても心地よく履くことができる、時代にフィットした草履作りが期待されます。

今回、ご紹介させていただく天然竹皮を丁寧に編み込んで作られた軽快な草履「K Bros.」。昔ながらの素材が足に心地よく、ストレスフリーで履けるのはもちろん、シンプルなデザインとちょうどよい高さのソールで、いろんなスタイルに合わせやすいのです。
軽快でスニーカーのように履ける草履は、ジーンズ等の普段着にもピッタリあいます!

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