【バイヤー日記】バイヤー中西の出張日記〜長野県・長野市編〜

読者の皆様、はじめまして。オマツリジャパンのお店でバイヤーを務める中西です。
弊社では想いや伝統を感じられる、日本の祭りや文化に彩られたライフスタイルを「オマツリ暮らし」と呼んでおります。昨年、その呼び名をとった「オマツリ暮らし創造部」という一つの部署が誕生しました。
我々は、地域の様々な伝統工芸品や郷土玩具にも地域の文化や歴史を伝えていく重要な役割があると考えております。商品を通して地域に興味をもってもらい、それが皆様の地域訪問につながり、それらの活動のすべてが地域創生の一翼を担うようなかたちになればと思います。お伝えしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします!
さて、今回は、長野県長野市に来ております。新幹線の長野駅を降りて、まず驚いたことは、欧米から来ていると思われるスノーボードを抱えている外国人の多さです。こんなところにもインバウンドの明るい兆しが見えて少し嬉しくなりました!
長野市は1998年に開催された長野オリンピックの開催地として世界中のスキーヤー、スノーボーダーに知られています。また、古くからは善光寺の街としても有名です。
善光寺縁起によると、その始まりは644年と伝えられています。日本に仏教の宗派が生まれる以前に創建されたことから、宗派を問わずすべての人に開かれた寺として昔から多くの参拝者が訪れているそうです。そんな善光寺辺りは、江戸時代に大勢の人々が行き交う北国街道 善光寺宿として栄えました。

【雪化粧した1月の善光寺】

【善光寺前の街道】

今日は、善光寺から歩いて約5分のところにある武井工芸店さんを訪問します。武井工芸店さんは長い歴史が連綿と息づく善光寺界隈で明治26(1893)年に創業、130年もの長い歴史があるお店なのです。

【武井工芸店さんの外観】

130年という時の流れの中で、信州のみならず全国の贈り手の気持ちがさりげなく伝わるよいものを取り入れ、信州を訪れる多くの人に紹介するようになったとのこと。店舗キャッチフレーズにある「心のこもった信州からの贈りもの」という言葉にはそんな思いが託されています。
良いものは伝統を持っています。年月の長さだけでなく、つくり手が思いをかけてつくり、育み、引き継いできた美しさ、堅牢さ、使い勝手の良さ、愛らしさ、いとおしさ。そんな魅力に満ちたものや、味わいを、こだわりを持って集めています」と武井さんはおっしゃっています。

【武井工芸店さんの店内】

武井さんは、武井工芸店を営む傍ら、信濃の創作郷土料理の店として「門前茶寮 弥生座」も営んでおられ、そこでとても美味しいコーヒーをいただきました! HPはこちら → 「門前茶寮 弥生座」(もんぜんさりょう やよいざ)
インタビューも含めて、あっという間に3時間が過ぎてしまい、とても気さくな武井さんから伝統工芸品や郷土玩具、街に対する思いをたくさんお話しいただきました。貴重なお時間を頂きまして、本当にありがとうございました!

【武井さんと一緒に撮影】



【武井工芸店さんで販売している素敵な商品の一部】

弊社のECサイトでも上記の商品を取り扱いさせていただいておりますので、是非、お買い求めください!

◆有限会社 武井工芸店
【住所】〒380-0841 長野県長野市長野大門町512
【TEL】026-232-4111
【WEBサイト】武井工芸店
【アクセス】
・JR(北陸新幹線)長野駅(善光寺口)バス1番のりばから善光寺、浅川、若槻方面行きバス 約10分 善光寺大門下車
・上信越自動車道長野ICから約10.5km(長野市大門駐車場、善光寺大本顧駐車場が最寄り)

皆さんも長野市へ行く機会があれば、是非、武井工芸店さんへ足を運んでみてください! 最後になりますが、オマツリジャパンで取り扱いしている武井さんオススメの長野県の様々な商品については、次の機会にお話しさせていただきますので、お楽しみに!

この記事をシェアする