(※この記事はメディアサイトオマツリジャパン『マツログ』で公開したものを加筆・編集したものです)
日本の広い範囲で藤の花が見頃を迎えています。
各地の広場や庭園などで多く見かけるノダフジは日本固有種ということもあり、藤は古来から日本人に愛されてきた花のひとつ。春から初夏にかけてのこの季節は、まさに藤の花シーズンです!社寺によっては美しい藤棚を楽しめる場所もあり、境内が爽やかな甘い香りで満たされていることも。
愛知県岡崎市にある徳王稲荷社金刀比羅社は、徳川家康も訪れたことがあると伝わる神社。こちらには「東海道随一の長藤」と呼ばれる藤棚があります。鳥居の後ろに広がる藤の花は、一見の価値あり!
御朱印にも、神社自慢の藤を写し取ったかのような藤の花。また、神社がある岡崎市の花も藤とのことで、この地を訪れた記念にもなる1枚です。
長崎県諫早市の久山年神社は、神社の目の前を電車が通るという、電車好きにも楽しい神社。稲作を司る親子神、大年神・御年神を祀っています。
こちらでは、春季限定御朱印として藤の花をあしらった御朱印を頒布中。ひとつは神社にいらっしゃる狛犬さんをモチーフとした「赤藤と青狛犬」です。そして、もうひとつは境内社の久山稲荷神社のお使いであるキツネさんが描かれた「紫藤と狐」。どちらも5月末までと長い期間頒布されています。どちらにするか、迷ってしまいますね!
日本三大稲荷のひとつ、茨城県笠間市の笠間稲荷神社も藤の花の名所として有名です。樹齢400年にも及ぶ2株の藤の木があり、1本は珍しい品種「八重の藤」と呼ばれる茨城県の天然記念物。もう1本の「大藤」も、花穂の長さが1mにもなるという見応えのある藤の花です。
こちらで4月から頒布されているのが、豪華2枚仕立ての「藤の御朱印」。藤色の特製紙に女性がたたずむ様が描かれ、その上に、満開の藤の花が描かれた薄紙が重ねられています。
今回は、今がちょうど開花の真っ盛りの季節ということで、藤の花の御朱印を紹介しました。こうしてみると全国各地の社寺に藤の名所が点在し、御朱印のモチーフにも選ばれていることが分かりますね。
もしかしたらお近くの神社やお寺にも藤の花が咲いているかもしれません。この週末は、古くから日本人に愛されてきた藤の花を愛で、春を感じに、お参りがてら出かけてみてはいかがでしょうか。魔除けの意味もある藤の花。最近では人気漫画『鬼滅の刃』で鬼の弱点として一気に広まりましたね。
今回はそんな魔除け厄除け願いが込められた、埼玉の縁起物「鴻巣の赤物」をご紹介します。
ここぞという勝負を控えた方に是非おすすめの縁起物です。
珍しい真っ赤な色彩の招き猫。ちょっとおどけた表情が可愛らしく、インテリアとしてもおすすめです。
鈴も可愛らしく、幸せを招いてくれそうですね。
商売を始める方、お手元に置いてみてはいかがでしょうか。
縁起物である大きな鯛を力強く持ち上げる熊の置物。鯛の光沢のある色彩が熊の黒い色合いで一層輝いて見えます。
鯛は古くからの縁起物。熊は「熊手」に象徴される富の祈念のほか、大器晩成・成長祈願の縁起物とされています。
子どもの未来を願って、鯛と熊、ひとつになったおすすめの縁起物です。
迫力のある表情、力強い目、大きな口...。まさに祭事や神事で見かける、獅子そのものの迫力です。
獅子には家内安産の願いのほか、魔除けの願いが込められています。
是非ご家庭に一つ。きっと家族を守る守り神となってくれることでしょう。