三春張り子とは?
福島県郡山市西田町高柴でつくられる郷土玩具のことで、木型に和紙を張り付けて制作します。
江戸初期、当時の三春藩主・秋田倩季(よしすえ)が、江戸から人形師を迎え、人形製作の技法を農民に習得させたのが始まりと言われています。
高柴には往年の木型が約2千個残されていて、その一部は福島県文化財に指定されています。
三春張り子はや恵比須大黒といった様々な種類の人形がありますが、今回はその中でも彦治民芸の「十二支張り子(辰)」をご紹介します。
彦治民芸では毎年、ゴールデンウイーク過ぎには翌年の十二支張り子づくりを本格的にスタートさせています。
福島県で初めて、十二支をシリーズとして作りだした「十二支の元祖、彦治民芸」の作品。
年末年始に、今年よりも来年がいい年になるよう、去年より今年がいい年になるよう、願いを込めて飾ってください。
郡山を代表する「三春駒」発祥の地『高柴デコ屋敷』
福島県郡山市の北東部、西田町高柴に、「高柴デコ屋敷」と呼ばれる集落があります。デコ屋敷の「デコ」とは木偶(デク)の別な読み方で、木彫り人形のこと。
その名のとおり、デコ屋敷は江戸時代から続く人形づくり工房の集まりで、現在では4軒のみが軒を連ねています。
絵付け体験ができる工房もあり、ちいさな集落ながら数多くの観光客が訪れています。
高柴デコ屋敷は、日本で最初の年賀切手に採用された「三春駒」や、木型に和紙を張り付けて制作する「三春張り子人形」などの発祥地です。 「三春」の名から、同じ福島県の田村郡三春町のものと想起されやすいのですが、れっきとした郡山を代表する郷土民芸品。
郡山市西田町は江戸時代に三春藩領であったため、「三春」の名がついているのです。
そんな三春駒発祥のデコ屋敷の中で、戦後以降、木彫りから三春駒を作り続ける唯一の民芸店が『彦治民芸』なのです。
三春駒を木彫りから製作する唯一の工房『彦治民芸』
彦治民芸は、築400年のカヤブキ屋根のお店です。三春駒や張子の十二支・お面・だるまなど様々な民芸品を製作・販売しています。
店内には様々な骨董品が飾ってあり、たいへん趣深いです。
工房は見学することもできるので、タイミングが合えば三春駒を木彫りから製造するシーンが見れるかもしれません。
商品仕様等
商品名 |
三春張子 干支(辰) |
大きさ |
商品はすべて職人の手作りのため、描彩や大きさ、形状が写真と若干異なる場合がございます |
形状 |
豆サイズ 高さ約6cm
小サイズ 高さ約10cm |
配送スケジュール |
到着まで5〜7日かかる商品です。 |
配送について |
「株式会社オマツリジャパン」からの発送商品です。 |
送料について |
表示価格は送料込み価格です。 |