¥26,500
なまはげのイメージを形作った石川流 【キレイで怖い】本物のなまはげ面
「泣く子はいねが、怠け者はいねが」
家中を探し廻る、荒々しいその所作から、ナマハゲを知る人は多いと思います。
今では、さまざまな形で登場するようになったナマハゲ。しかし「大切なものを忘れないで欲しい」と
男鹿の人たちは言います。
寒い時期に仕事もしないで囲炉裏にあたっていると皮膚にできる火斑、これを「ナモミ」
と言われ、怠け者、無精者を象徴とされていました。ナマハゲの語源は、「ナモミを剥
ぐ」から来たと言われています。
この語源と、荒々しい声、足踏みから、人々に恐怖を与える奇習だと思われているかもし
れません。しかし、男鹿の人々は、厳粛な準備や作法をもって迎えます。それは、ナマハ
ゲは、年の折り目に、荒々しい言葉や所作で、家に付く穢れを払い、新しい年の幸福を願
う年神だからなのです。
ナマハゲ行事は、大晦日の夜に、それぞれの集落で行われ、その地域の人々によって継承されてきました。ナマハゲ面もまた、木彫り、木の皮、ザル、紙を貼り合わせたものなど、
生活の中にある材料を使った個性豊かなものです。
多く方がイメージするナマハゲ面は、目尻が吊り上がり、ギョロリとした目、角や牙の有る、鬼のような形相の面のはずです。
多くの人が思い浮かべられるその雰囲気は、なまはげ面彫師という職人の手によって形作られていきました。
その職人とは、なまはげ面彫師・石川千秋さん。
お父様より、なまはげ面彫師を継ぎ、これまで数えきれないほどのなまはげ面を彫り上げてきました。
使用するのは樹齢20〜30年の桐の木。ときには千秋さん自らチェーンソーを手に調達げ向かうこともあるそうです。
丸太一本から輪郭を削り出し、表情を彫り、形を整えるまでの日数は約1週間。
そこから乾燥や塗装などを行い、約1ヶ月ほどでなまはげ面が完成します。
先代より受け継いだこだわりは「キレイで怖い」表情を掘り上げること。
左右の目、口元、鼻、目尻、それらをバランスよく、左右対称に吊り上げ、そして最後に黒目を加えることで、なまはげの特徴的な表情が形づけられていくのです。
誰もが思い浮かべられる、なまはげのイメージ。
それは2代に渡って「キレイで怖い」を追求し続けた、なまはげ面彫師のこだわりによるものだったのです。
【商品詳細】
なまはげ面彫師特製 なまはげ面(10号) (高さ35cm×幅20cm)
(赤・青・白木)
【価格】
26500円(税・送料込)
【こんな方にオススメです】
なまはげ面彫師特性 なまはげ面 は、ただ一人のなまはげ面彫り師・石川千秋さんが、木材の採取から丁寧に掘り上げた一品。目尻のシワ一本一本にわたる細部まで、作り込まれています。
石川流の「キレイで怖い」表情、 木材ならではの重み、塗装技術……。全ての要素が絡み合った“なまはげ面”の圧倒的な迫力は、部屋にあるだけで思わず背筋が伸びてしまうほど。
オフィスや勉強机などに飾れば、自ずと気が引き締まることでしょう。
・男鹿のナマハゲ文化が大好きな方
・伝統工芸品を買って職人を応援したい方
・職人が作る“本物”を楽しみたい方
・仕事場の空気を引き締めたい方
・災いから家族を守りたい方
【配送注意事項】
・千秋さんの掘り上げるなまはげ面は、受注生産となり制作まで1ヶ月ほどのお時間をいただきます。
・表示価格は消費税・送料を含んだ合計代金となります
・画像の色が実物と異なって見える場合がございます。
・手彫りのため記載の寸法と商品の実寸が異なる場合があります。
・商品は「壁掛け用の装飾品」であり装着用ではありません(ちなみに装着用の面のサイズは15号)。
・髪の色の指定はお請けできません。
・壁掛け用のヒモが背面についています。
・面の材質は桐(きり)となっております。
・またメッセージ入れを施す場合は、キャンセル不可となります。ご注意ください。
なまはげ面彫師が丸太から削り出した、迫力のなまはげ面です。この機会に、ぜひご自宅でお楽しみください!