三池和紙 鯉のぼり45cm

2,860円 (税込)

かつて鯉のぼりの産地だった香川県。その歴史を伝える、唯一の鯉のぼりです。端午の節句の飾り物や、季節の風物詩やインテリア、新築祝いや引っ越し祝いなどのギフトとして用いやすい、手書きの鯉のぼりです。気軽に日本の風物詩を味わうことができます。

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伝統を受け継ぐ、唯一の手書き鯉のぼり

鯉のぼりは50年ほど前まで和紙で作られていました。 その当時、香川県坂出市は日本一の描き鯉のぼりの産地でした。
この手書き鯉のぼりは、その伝統を今に伝える唯一の鯉のぼりです。端午の節句の贈り物やお部屋を彩るインテリアとしてどうぞ。


手描き鯉のぼり三池 手のひらサイズの手描き鯉のぼり

昭和の頃には、春先から端午の節句にかけて日本各地で大きな鯉のぼりが大空を泳いでいた。しかし今では、鯉のぼりをあげている家は少なくなってきている。

今回、香川県坂出市のご自宅で手描き鯉のぼりを制作している「手描き鯉のぼり 三池」さんを訪ねた。

もともと奥さまのご実家が製造業を営んでおり、三池さんは元々はサラリーマン。三池さんが本格的に鯉のぼりを作り始めたのは57歳の時、お義父さまが亡くなられてからの事。 いまでは20年近く手描き鯉のぼりを作りつづけている。

奥さまのご実家のお店について、その歴史を見ていきたい。先々代で創業者の山下さん(奥さまの旧姓は山下さん)が播州、いまの兵庫県で鯉のぼり作りを学び、そのノウハウを持ち帰ったのが始まりだという。

 


鯉のぼりの素材は昔ながらの和紙。明治ごろは和紙のものが多かったそうだ。布製の鯉のぼりもあったが、戦後しばらくまでは物資不足もあり、和紙の鯉のぼりが主流だった。

「和紙を貼り合わせて、鯉の形に裁断、成形して大きな鯉のぼりにしていました。」と奥さま。

ここで、そもそも鯉のぼりがどんな経緯で生まれたのかに触れておきたい。 江戸時代、武士が端午の節句に家紋の入った幟や吹き流しを飾る習慣があった。それを、一般の庶民がまねて鯉のぼりをあげたのがはじまりだと言われているようだ。

なぜ鯉なのかについては中国の故事が由来だとされている。「登竜門」ということばにもなっている、中国の黄河にある龍門。そこを登り切った鯉は龍になる、と言われていることから、鯉の滝登りは立身出世の象徴であり、それを模した鯉のぼりにも、跡継ぎに対する立身出世への願いが込められているのだろう。


鯉のぼりにまつわるこんなエピソードを語ってくれた。以前は一般的に母方の実家が鯉のぼりを用意していた。立派な鯉のぼりをあげることが1つのステータスであり、立派な鯉のぼりをあげると、「良い嫁がきてくれた」と言われていたそうだ。ところが、だんだんサイズが大きくなってしまい、最終的に「競争になるから、鯉のぼりは揚げるな。」なんてことになってしまった地域もあったという。

いまでは住宅地やマンション住まいなど生活環境の変化、端午の節句に対する価値観の変化によって、鯉のぼりをあげることが少なくなっている。そんな現状に三池さんは、「子どもの頃に鯉のぼりをあげていた年配の方には、鯉のぼりへの郷愁があると思います。玄関先などに飾って季節を感じていただければ。」と語る。

 


そんな思いから三池さんの代に誕生したのが、卓上サイズの小さな手描き鯉のぼりだ。

「お義父さんの代まではここまで小さなサイズの鯉のぼりを作ってはいませんでした。お客さんの要望に応えていたら、いまの形になったんです。」お二人の共同作業によって、いまの形が出来上がった。

以前は顔料を使って彩色していたが、鯉のぼりのサイズが小さくなったので、いまではアクリル絵の具と墨汁で小さな鯉のぼりにひとつひとつ丁寧に鯉の姿を描いている。その細やかな仕事から、「印刷しているのでは?」とおっしゃられる方もいるのだという。

鯉のぼりは当初、歌川広重の浮世絵に描かれているように真鯉一匹だった。それが時代の流れの中で緋鯉が増え、今では青や緑の鯉もいる。子どもを意味した真鯉がお父さんに、緋鯉がこどもに。今では緋鯉はお母さん、その下にいる小さな鯉が子どもたちにそれぞれ変化している。鯉のぼりは、その誕生から現在まで、時代に合わせて変化を続けてきた。
ただ、子を想う親の気持ちは変わらないはずだ。

大空を泳ぐ姿は雄大で美しい。

小さな和紙の手描き鯉のぼりには素朴な風合いと愛らしさがある。いまのライフスタイルに合わせて生まれた小さな手描き鯉のぼり。 お子さんのいる家庭で端午の節句に合わせて飾るのはもちろんのこと、季節の風物詩やインテリアとして飾ってもいいかもしれない。
三池さんの作る鯉のぼりの最大の魅力はここにある。気軽にそして手軽に、日本の風物詩を味わうことができる。

昔を懐かしんで、子どもの健やかな成長を願って出産祝いやお誕生日の贈り物として、また新築祝いや引っ越し祝いなどのギフトにもぜひ活用してほしい。

(これは、かがわ物産館「栗林庵」の取材記事を、許可を得て再構成したものです)

商品仕様等

商品名 三池和紙 鯉のぼり45cm
大きさ 商品はすべて職人の手作りのため、描彩や大きさ、形状が写真と若干異なる場合がございます。
形状 全長45cm
商品仕様について 鯉のぼり(和紙)
配送スケジュール 到着まで3〜5日かかる商品です。
配送について (株)オマツリジャパン(東京)からの発送商品です。
送料について 表示価格は送料込み価格です。

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