高柴だるま(三春だるま)

3,300円 (税込)

福島県でかつて"ダルマ屋敷”と呼ばれていた、現・高柴デコ屋敷「彦治民芸」の作品。外側の赤い色は達磨大使の赤い衣を、内側の青い色は衣の裏地を表しています。

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高柴だるま(三春だるま)とは?

三春張り子の一種。
福島県郡山市西田町高柴でつくられる郷土玩具のことで、木型に和紙を張り付けて制作します。

江戸初期、当時の三春藩主・秋田倩季(よしすえ)が、江戸から人形師を迎え、人形製作の技法を農民に習得させたのが始まりと言われています。
高柴には往年の木型が約2千個残されていて、その一部は福島県文化財に指定されているます。



今回ご紹介するのは、福島県でかつて"ダルマ屋敷”と呼ばれていた、現・高柴デコ屋敷「彦治民芸」の高柴だるま。
高柴だるまとは通称で、正式名称は「八方睨み厄除け達磨」。
両目が入っていて、八方に睨みをきかせ福を呼び、厄を寄せつけないとされています。
睨むことで顔が紅潮し、ほんのり赤くなっているのが特徴。
外側の赤い色は達磨大使の赤い衣を、内側の青い色は衣の裏地を表しています。

郡山を代表する「三春駒」発祥の地『高柴デコ屋敷』

福島県郡山市の北東部、西田町高柴に、「高柴デコ屋敷」と呼ばれる集落があります。
デコ屋敷の「デコ」とは木偶(デク)の別な読み方で、木彫り人形のこと。
その名のとおり、デコ屋敷は江戸時代から続く人形づくり工房の集まりで、現在では4軒のみが軒を連ねています。
絵付け体験ができる工房もあり、ちいさな集落ながら数多くの観光客が訪れています。

高柴デコ屋敷は、日本で最初の年賀切手に採用された「三春駒」や、木型に和紙を張り付けて制作する「三春張り子人形」などの発祥地です。
「三春」の名から、同じ福島県の田村郡三春町のものと想起されやすいのですが、れっきとした郡山を代表する郷土民芸品。
郡山市西田町は江戸時代に三春藩領であったため、「三春」の名がついているのです。
そんな三春駒発祥のデコ屋敷の中で、戦後以降、木彫りから三春駒を作り続ける唯一の民芸店が『彦治民芸』なのです。

三春駒を木彫りから製作する唯一の工房『彦治民芸』

彦治民芸は、築400年のカヤブキ屋根のお店です。
三春駒や張子の12支・お面・だるまなど様々な民芸品を製作・販売しています。
店内には様々な骨董品が飾ってあり、たいへん趣深いです。
工房は見学することもできるので、タイミングが合えば三春駒を木彫りから製造するシーンが見れるかもしれません。

商品仕様等

商品名 高柴だるま(三春だるま)
大きさ 商品はすべて職人の手作りのため、描彩や大きさ、形状が写真と若干異なる場合がございます
形状 高さ約12cm ※3cm刻みでサイズがあり、最大1.8寸(約54cm)まで製造が可能です。ご希望の際はお問合せください。
配送スケジュール 到着まで5〜7日かかる商品です。
配送について 「株式会社オマツリジャパン」からの発送商品です。
送料について 表示価格は送料込み価格です。

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