季節にちなんだ伝統的な人形づくりを行なっている味岡人形の木目込み「兜飾り」です。一つ一つ職人が丁寧に手づくりしています。(現品1点のみ)
職人が西陣織金襴の布を使用し制作した木目込み人形の兜です。 鮮やかな色合いの兜が素敵な五月人形です。木目込み人形の兜などはすべて木製の飾り台に収納することができます。
端午の節句に飾る五月人形はお子さまを厄災から守ってくれる身代わりでもあります。
お子さまに無事に成長して欲しいという思いを込めて飾る「お守り」としての役目をもつ五月人形ですので、次男・三男…と男の子が誕生したご家庭でも、一人に対し一つの五月人形を用意することが望ましいとされます。
ご長男と同じものである必要はありませんので、ご長男の初節句に「鎧飾り」を購入していただいたのなら、ご次男用には今回ご提供させていただいております「兜飾り」を用意されるのもよいかもしれません。
また、子どもの健やかな成長を願って、お子さんのいる家庭で端午の節句に合わせて飾るのはもちろんのこと、気軽に季節の風物詩を味わうインテリアとしてもお使いいただけます。
決め込み人形には一体どんな想いが込められているのか?味岡人形を担う、三代目・味岡映水氏にお話を伺いました。
三代 味岡 映水(写真中央) 経済産業大臣指定伝統的工芸品 名古屋節句飾 頭部門 伝統工芸士
「人形といっても、すべて我が子のように思えるんです。だから、目や鼻や口、どれをとっても細かいところまで気を遣っとるんです。やっぱり顔はきれいなほうがいいですしね。」
味岡さんは江戸時代からの伝統的な材料と技術を受け継ぎ、桐塑頭で人形の顔を作る全国でも希少な人形師です。
伝統を守ることの意義を知り、この技術を残していきたいという思いがより強くなったといいます
「江戸時代には当たり前にあった桐塑胡粉仕上げの技術を伝える職人は、今では日本で数人になってしまいました。
制作においては桐塑胡粉仕上げでしか表現できない温もりや質感、美しさを大切にし、人形を制作しています。工房での一日一日のほんの少しずつの積み重ねが、いつか形になり、後世に伝えていけるような作品が出来たらいいなと思っています。」
現代では、伝統工芸で作られる人形は昔と比べはるかに少なく、知らない人の方が多いといえます。
味岡さんは「この技術を発信できるのは自分だけ。一つひとつ丁寧に作り、一人でも多くの人に知ってもらいたい。
人形師としての生涯をかけ、伝統工芸が当たり前に認識される日本にしたい」と目標を語ります。「大変なことも全部楽しい」と優しい笑顔で話す味岡さん。これからも一生懸命に人形作りの道を突き進みます。
商品名 | 西陣織金襴を使用した、木目込み人形の五月人形(収納式) |
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大きさ | 画面上と実物では多少色具合が異なって見える場合がございます。 商品は職人が一つ一つ丁寧に作っておりますが、気にならない程度のごく僅かなスレなどがある場合がございます。商品の性質上ご理解ください。 |
形状 | 横幅 約22センチ 奥行 約28センチ(収納台を開いたサイズ) 高さ 約33センチ(収納台を開いたサイズ) |
商品仕様について | ・兜:木目込み人形 正絹 ・飾り台・収納箱:木製 ・菖蒲:化繊 |
配送スケジュール | 到着まで5〜7日かかる商品です。 |
配送について | 味岡人形(愛知県)からの発送商品です。 |
送料について | 送料は無料です。 |